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教育

​学生への指導方針:法律等を理解させつつの熱血かつクールな指導

政府の「死因究明等推進計画」に明示された死因究明専門人養成に応えるため、歯学研究科・薬学研究科と連携して、人材育成を行っています。平成27年度には、大学院修士課程に世界で初めて「死因究明学コース」を設置しました。

 

取得学位は修士(公衆衛生学): Master of Public Health, MPHです。これからの世界的な高齢社会と多死社会は死因究明専門家を求めており、それを担うため開始しました。大阪大学大学院医学系研究科の入試情報(修士課程)はこちらからご確認ください。

また、すでに社会で実務的に活躍されている方への高度教育として大学院科目等履修生高度プログラム(所定の講義や実習を履修することでまとまった知識等を修得できる体系的な教育プログラム(大学院レベル))を実施しています。令和6年度は下記の5つのプログラムを実施します。是非MPHの取得や高度プログラムを履修して、ご活躍願いたいと考えています。​

大学院科目等履修生高度プログラム一覧

・死因診断能力の向上と死因究明の攻究(初級・上級)

 【対象者】大学卒業又は卒業見込みの方(医療資格は不要)
・在宅医療の充実における看取り向上のための検案能の涵養

 【対象者】医師(受講開始までに臨床研修を修了する方)
・多死社会における死後画像診断力の向上 
 【対象者】医師免許又は診療放射線技師免許を有し、死後(死亡時)画像撮影や診断に

 従事する予定、または希望する方
・訪問看護師向け死因究明の涵養プログラム

 【対象者】看護師免許を有し、今後、在宅医療における看取りのプロセスを担う方
・死因究明学に根ざした法歯学の涵養プログラム

​ 【対象者】歯科医師免許を有し、今後、個人識別等に関わる意思のある方

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​令和6年度の受講生募集を行います(5月31日(金))まで

※出願の際に、最終学歴の大学又は大学院の卒業証明書が必要となります。

​各プログラム名をクリックするとそれぞれの募集要項のページにジャンプします。

大学院科目等履修生の詳細はこちらをクリック(いずれも医学系研究科のページにジャンプします)

上記5つのプログラムは、大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムとして、文部科学省が定める「職業実践力育成プログラム(BP–Brush up Program for professional)」に認定されています。

なお、大学院科目等履修生高度プログラムを修了した後に死因究明学コースに入学された場合は、同プログラムの取得単位を修士修了のために活用することが可能です(上限あり)。

​学生以外への教育等

大阪府警、大阪地検、海上保安庁からのからの依頼を受けて講師として赴き、法医学などの講義を行っております。
それに伴い、司法機関(検察庁、警察、海上保安庁)等の法医解剖見学を受け入れて指導を行い、近年問題視されている誤認検視を防ぐべく、現場で活躍できる検視官等の育成にも力を入れております。

厚生労働省委託事業(日本医師会)により、検案医の実習や訪問看護師の死後診察補助の実習等を受け入れています。​

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