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「次のいのちを守る」ことを一緒にしてみませんか?

突然死や自殺、殺人、孤立死、孤独死など未だ防ぐことのできない死因があります。

私たちはこれらに挑戦し一人でも不幸な死亡を減らしたいと考えています。

 

大阪大学法医学教室の特徴は、次の6点です。
1.多くの事例を経験できる
2.死因究明に関するスキルの取得
3.体系化されたカリキュラム
4.働き方改革を先取りする実務当番制
5.充実した研究
機器と環境
6.学外施設との連携

1.多くの事例を経験できる

法医学者として必要なこととして、死因診断や損傷鑑定に資する解剖ができるスキルを持つことが上げられます。  

ここ大阪大学では、乳幼児から高齢者までの様々な死亡を経験できそれぞれに必要なスキルや考え方を身に付けられます。少なくとも 教科書に載っているようなケースについては日常経験しておき、鑑別疾患についても知っておく必要があります。ここではその全てを経験でき、スキルと考え方を身につけることができます。

2014年より電子カルテシステムを導入し、各種データとシームレスに紐付け​できています。これまでの事例は
データベース化されており、この分野のデジタル化の最前線でもあります。

2.死因究明に関するスキルの取得

検案、気管支内視鏡、エコー、CT画像診断、解剖、簡易薬物検査、簡易細菌・ウイルス検査、生化学検査、 血液ガス検査、免疫生化学検査、薬物スクリーニング検査、薬物定量検査、組織検査、ゲノム変異検査
それぞれに方法や所見取得のスキルが必要です。ここでは、その全てを見学、理解、そして取得できます。

3.体系化されたカリキュラム

学部学生時代にしか法医学を学んでいなくても、そのアドヴァンストで学習可能講義科目が多くあり、大学院科目で2単位15コマ、1コマ90分の濃厚な講義を受講できます。すべてを取るとその学習時間は300時間程度になります​(令和5年度の科目名の一覧はこちらから

4.働き方改革を先取りする実務当番制

嘱託される執刀医と解剖補助者については、一週間10タームの当番制を引き教育研究時間の確保をしています。

緊急性が必要なテロや大規模災害を除き基本的には土日に実務はありません。

5.充実した研究機器と環境

急性実験用の動物飼育装置、動物用麻酔器、動物運動評価装置、動物筋力測定装置、動物用恒温槽、CO2インキュベータ、スライサー、MED64、蛍光顕微鏡、DNA・RNAアナライザー、GC-MS2台、LC-MS/MS1台、自動包埋装置、自動染色装置、凍結切片薄切装置、次世代シーケンサー イルミナNetSeq550、リアルタイムPCR装置など

 

法医学教室の近くには世界で10か所しかないニコンイメージングセンターがあり、最先端顕微鏡を使用できます。

他にも、共同研究実習センターやバイオインフォマティックスセンター等もあり、迅速に研究ができ、かつ最先端雑誌に投稿できる機器が豊富です。また、学内の基礎から臨床まで各教室とも連携を深めていることも特徴です。

6.学外施設との連携

従前から、大阪府監察医事務所、大阪府健康医療部とは強く連携してきています。監察医業務や保健行政についても学ぶことができます。また、大学院講義は多くの外部の先生方にご講義いただいていますので、講義時の質疑でより一層連携も強くできるでしょう。

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